ハーレーのマフラー交換
アメリカ大陸の横断すら可能なハーレーは、大排気量のエンジンの動きを妨げないマフラーが標準装備されています。
しかし、せっかくハーレーに乗っていて、標準装備のままではもったいないので、購入後に早めにカスタムをしておきましょう。
カスタムとしての難易度は低いものの、エンジンからの排気を逃がす部分ゆえ、交換作業には一定の技術が要求されます。
一般的にイメージされるのは、後部から突き出しているマフラーだけですが、実際にはエンジンに接続されているエキゾーストパイプからの一貫した流れだから、慎重に作業をしましょう。
ハーレーの購入とほぼ同じタイミングで交換する場合は、購入するショップにカスタムまで任せてしまうのも一つの手です。
エンジンによって奏でられる独特の音は、そこからつながっているパイプによって昇華され、芸術的なサウンドになります。
外観としても目立つ部分ですが、それ以上に走行中の体感としての意味合いが大きく、自分が厳選した形状のマフラーに交換する方が大部分です。
目的によってカテゴリーが分かれているハーレーでは、このカテゴリーならこれというお勧めがすでにあるので、定番のものに交換するだけでも十分な効果を得られます。
最も需要があるパーツだけに、特定の車種だけに取り付けられる専用も数多くあり、どこまでもこだわれます。
一番後ろの部分だけ交換するタイプと、エキゾーストの部分から丸ごと交換するタイプの2種類があるので、それぞれの特性と交換作業にかかるコストを考慮しながら、じっくり比較してみましょう。
エンジンからの排気をしている重要なパーツだから、実績があるメーカーの正規品を選び、適切に取り付けを行うことが必要不可欠です。
シートなどの外部パーツは自分の感覚だけの問題であるのに対して、エンジンに関係しているパーツでは燃費や走行性能にダイレクトに影響します。
遠くまで響く北米からの輸入パーツでは、まさに本場の醍醐味を味わえますが、音量が大きくて車検で引っかかってしまうケースもあるので気をつけましょう。
フォルムも乗り心地も大きく変えるカスタムでありながらも、パーツの種類によっては初心者でも比較的簡単にできるので、インターネットにある交換作業のお手本の動画などを参考にしながら、焦らずに自分自身で作業してみることをお勧めします。
もちろん、プロの整備士がいるショップで確実に作業してもらうのも有効で、その場合は一定期間の保証がついてくるので安心です。