遮熱板は傷に注意!
マフラーの遮熱板はデザインのアクセントにもなっていますので少しの傷でも目立つことになってしまいます。錆させる前にメンテナンスをしなければなりません。
修復するには、まず遮熱板を外して取り外した遮熱板を形成して、ねじ穴にモリブデングリスを塗って取り付けていきます。マフラーが冷えている状態の時に装着されている遮熱板を、ドライバーなどの工具で取り外します。
熱いうちは作業を行わないようにしてください。やけどの原因になる上にねじが外しにくい場合もあります。
下に木材などの柔らかい素材のあてものをしてへこんだ部分を、ハンマーなどでたたき出します。アールがついたところは形にあったあてものをすると、さらにきれいに仕上がります。初めに金属かプラハンマーを使ってたたき出し、仕上げにゴムハンマーを使ってください。
遮熱板は再び取り外すことを考えて、モリブデングリスを塗ってから取り付けていきます。モリブデングリスは熱に強い特性を持っていて、高熱にさらされる場所の使用に適しています。モリブデングリスを指先に少しとりねじ穴に埋め込んでから、遮熱板を取り付けます。
こうすることでねじの固着が避けられ、再び作業するときにねじをスムーズに外すことができます。